知る

親鸞聖人750回御遠忌団体参拝の報告(2011年3月26日、4月22日、5月27日)

平成23年は親鸞聖人の750回忌に当たり、真宗大谷派では、京都の東本願寺にて、3月、4月、5月の3カ月にご法要が勤められた。当名古屋教区30組も3月26日、4月22日、5月27日の3回にわたり本山に参拝した。延べ432名の方がご法要にお参りされた。

3月11日に東日本大震災が発生し、3月の法要は、「被災者のつどい」と変わった。当日は、お彼岸すぎというのに雪がちらつき、本堂内は冷蔵庫に入っているような寒さであった。本山の職員の方々が、毛布のひざ掛けとカイロを配ってくださり、大変助かった。法要は、約3000人の全国のご門徒と共に正信偈 同朋唱和を中心として勤められた。寒さの中、リーガロイヤルホテルに移動し、昼食をとり、その後、滋賀県の錦織寺(きんしょくじ)・真宗木辺派本山に参拝し、名古屋へ戻った。

4月、5月も同じ行程で団体参拝を開催した。両日ともに雨模様であったが、事故もなく無事に終了したことは、大変よかった。

今回の親鸞聖人750回御遠忌は、東日本大震災から現代の我々自身の生き方が問われた法要であったと思う。

参考: