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今、ここに生きている自分に
「ありがとう」
そして、ささえてくれるすべての人に
「ありがとう」
みんなに出逢えて、うれしかったよ


13歳の少年は、お地蔵さんの絵とともにこんな言葉を残して亡くなりました。
彼の死は、残されたご家族と私たちとを繋ぐきっかけになりました。
彼は亡くなった後も、こうして出逢いを運んでくれています。
「亡くなる」ことは、「何も無くなる」ということではありません。
それを私たちに教えてくれたのが、この少年でした。

死の悲しみは、優しさやあたたかさ、そして新たな出逢いといったポジティブな芽を同時に持っています。
悲しみを受け止めた上でその芽をはぐくみ、大きな木へと育てる−
お寺はそんなところでありたい、こんな願いを込めてロゴを作成しました。
このロゴを、皆さまと共にずっと大切にしていけたらと思います。





少年の名前はゆうくん。
バスケットが大好きな男の子でした。

今でも月命日には、ゆうくんのお友達が家に遊びに来ます。
高校生になった彼らは、自分の親には言えない悩みをゆうくんのお母さんに相談していくのだそう。

この2つのねこの絵もゆうくんの作品です。
病床からの彼の最後のメッセージに、私たちは何を見て、何を感じるのでしょうか。

ゆうくんのご家族は、法要のときはもちろん、色々な場面で安順寺を手伝ってくださっています。
今ではゆうくんのご家族の姿が見えないと、お寺に集まる人たちが心配するまでになりました。

ゆうくんの死という悲しみの中には、こんなにもあたたかい芽がありました。
安順寺に集う人たちの心で、この芽はきっと大きな木となり、花を咲かすことでしょう。




真宗大谷派安順寺
〒466-0064
愛知県名古屋市昭和区鶴舞4-15-20
Tel 052-731-8785
Fax 052-731-8800
Mail anjunji@nagoya30.net

 











真宗大谷派 安順寺 「お寺を第二の家にする」をモットーに、楽しく親鸞を学んでいます。
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