真宗の教え
真宗の豆知識
本 尊 | 阿弥陀如来(南無阿弥陀仏) |
宗 祖 | 親鸞聖人 |
所依の経典 | 仏説無量寿経・仏説観無量寿経・仏説阿弥陀経 |
宗 旨 | 浄土真宗(通称「お東」) |
本 山 | 真宗本廟(東本願寺) |
『和讃』について
和語で、仏・菩薩・祖師・教法を讃嘆した仏教讃歌の一種。七五調で作られています。曲調をつけて詠じ、平安時代中頃から法会・教化に用いられ普及したようです。
親鸞聖人が作成されたものには、『浄土和讃』『高僧和讃』『正像末和讃』といわれる『三帖和讃』があります。その他にも、『皇太子聖徳奉讃』『悲嘆述懐和讃』などがあり、全部で500余り作成されています。ここでは、実際の和讃を紹介していきます。
★今月の『和讃』
★『和讃』のいろいろ
『御文』について
蓮如上人が門徒に書き与えた消息体の法語です。大谷派では、『御文』といっていますが、本願寺派では『御文書』といわれることが多いようです。真宗の教えをわかりやすく、丁寧にとかれていて、法座などで、『御文』を読みきかせて、教化をすすめるものとして、役割がありました。
そのため、『御文』は、公開を前提にして書かれていたもので、手紙といってもあまり個人的なことが書かれていないし、用語や文体にも耳で聴いて理解しやすいという特徴があるとされます。現在でもお勤めをする際は、最後に読まれています。
ここでは、『御文』について内容などの確認をしていきたいと思います。