寺族研修の報告(2006年9月)
去る9月5日、寺族研修を行いました。今年度は、いのちの大切さを学び伝えることの実践をテーマに、昭和消防署に於いて普通救命講習Ⅰ (3時間講習)を13名の参加にて受講しました。
最初に応急手当の必要性をビデオで学習し、その後実際に人工呼吸、心臓マッサージといった心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用法を消防署員の方々の指導を受けながら、受講者各々が実践しました。
最初はおっかなびっくりの人工呼吸や、力みすぎの心臓マッサージも繰り返すうちにスムーズになり、講習終了時に授与された救命技能を有することを認定する修了証を、各人が晴れやかな面持ちでいただきました。
法務の現場のみならず、家庭や街中でも、倒れた人を見かけたら進んで救命に携わる機縁になれればと思います。
(記 晃照寺 八神功信)