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組講習会の報告(2015年6月4日)

組講習会

6月4日(木)午後4時から5時半、名古屋教務所議事堂において、組講習会が行われました。講師は名古屋教区駐在教導の高山崇氏で、「真宗同朋会運動の原点と歴史」という講題でお話をしていただきました。

同朋会運動という真宗大谷派の信仰運動が立上げられた時代背景から始まり、宗門が抱えていた問題点、同朋会運動の意義目的と実践課題など、年表などの資料もまじえながら講義されました。そして新宗憲前文を紹介し、宗門やお寺とは僧侶が私物化するものではなく公議公論によって運営されるものであること、一人一人の門徒が主体的に関わっていくべきものであるとおさえられました。

参加者は、17か寺より39名(僧侶15、僧侶以外門徒24)でした。

なお、今回の講習会は、「同朋会運動:その過去・現在・未来」というテーマのもと企画された三回連続講義の第一回に相当します。第二回は2016年、第三回は2017年に開催予定です。