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第7期讃頌会研修会の報告(2013年6月21日)

交流会の様子

6月21日午後2時から讃頌会主催の研修会が行われた。

今回の講師は教化センター主幹の荒山 淳さん。「ねんごろのこころー東日本大震災復興支援の現場を通してー」と題して、震災被災者支援のボランティア経験を通して仏法を語ってくださった。

足湯ボラ、抹茶の接待、炊き出しなどの活動を行う中で、人とふれあい、出会い、自分の方が勇気づけられた体験。その体験の中から「自分が過去永劫の命の連鎖に繋がっていることを感じ、またそれが未来に向かって引き継がれていくことが無量寿の実相ではないか。今もなんとか原発は安全だというレッテルを張りたいという動きがあるが、そういう人間のご都合主義を破ってくる働きが、光ー無量光ーである。光に闇を破られてゴメンナサイと頭が下がるのがナムということである。まずゴメンナサイと自分の身を省みることから始まり、私を支えて下さっている命のつながりにアリガトウと生きてゆくのが真宗である」と語って下さった。

断続的に降るあいにくの天気の中、50名近い参加者が熱心に耳を傾けておられた。