讃頌会4周年記念研修会の報告と感想
報告
去る10月10日、「讃頌会4周年記念研修会」と銘打って研修と会員相互の交流の集いが開かれた。この日研修会の講師として招かれたのは、一ノ宮市光専寺の住職で比較宗教学の研究者加藤智見先生。
先生は、自らのお母様が入院生活の中で不平不満の毎日から感謝の毎日に変わっていかれた様子を例に引きながら、信じるということの中身を段階を追って語られた。その段階とは、自分を見つめることから始まって、大いなるものに思いやられていることに触れて自分が変わり、生きる世界が変わってゆくものであり、最後はあるがままの世界に感謝するところに到達するものだと、具体例に触れながら語られた。
講義の後は、会場を移してビュッフェパーティに移行。養成講座の思い出、講義についての議論や質疑など。あちこちで会員の輪ができ、講師も交え30人以上の会員が歓談に時を忘れた。
感想
讃頌会創立4周年記念研修会が、10月10日午後3時から、名古屋教務所1階議事堂で開かれました。講演「信じるということ」を拝聴しました。
十段階でみる親鸞聖人の教え
- 自分を見つめる
- 大いなるものの思いやりに気づく
- 思いやられている自分を見つめる
- 自分の周りの風光の変化に気づく
- 人生観を変える
- 煩悩に感謝する
- 人間関係への心構えを変える
- 病を生きる
- 死を超える
- あるがままの世界に感謝する
以上の話を聞いて、自分が思ったことは、自分一人では生きていけないって事です。何をやるにしても、人の手を借りているわけで、一人では何も出来ません。若い時は、自分一人で生きていける...なんて偉そうな事言ってたけど、家族が出来ると、そんな事言ってられなくなります。
まわりの人に感謝しながら、子供と共に成長して、でも、まだまだ成長の途中ですが、自分が今生きてること、家族に恵まれてることに感謝しながら、これからも話を沢山聞いて、穏やかな心になっていきたいです。
講演が終わってからは、懇話会が東別院会館で行われ、皆さん和気あいあいとお食事とおしゃべりを楽しんでいました。
釋尼妙恵