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第6期讃頌会交流会の報告(2012年6月27日)

交流会の様子

さる6月27日午後2時より58名の参加者を得て、讃頌会交流会が開催された。この会は30組の門徒がお寺のワクを超えて聞法、交流しようという趣旨で毎年開かれている。

今年は30組内寺院の晃照寺の前住職で、同朋会講師として活躍しておられる八神正信さんを講師に、「真宗門徒の生活」をテーマに開催された。

八神さんは「『円満な 中でだれかが こらえている』という俳句を作った人がいる。自分だけがこらえていると思っていた私に、他の人のこらえていてくれる心が見えたとき、こらえてもらっている私だなぁと頭が下がる。愚かな私に立ち返ったとき、人に出会える。お経は必ず『如是我聞』-かくのごとく我聞く―と始まる。聞いてゆける身になる、教えられてゆく人になるのが、真宗の信心です」と自信の体験を例に引きながら語りかけられた。

参加者の一人は「本当に身につまされました。こうして自分を見つめる機会を持つことの大切さを感じました」と語っていた。

その後、東別院会館に会場を移して懇親会が持たれ、予定をオーバーして歓談が続いた。