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仏道とは 目覚めた人の説かれた 人間になる道のことです

どうか本当の人間らしい生き方に目覚めてほしい。そのために先に人生を終えていった人達の足跡を、よく聞きわけ学んでいってくれ。
法、道理にかなった生き方を学んで法のままに歩んでくれよ。

これが亡き人の願い、亡き人の願いは仏の願い、生き残る私どもの本当の願い(本願)でもあります。
清澤満之師は「絶対他力の大道」の中で、目覚めた ということは

「絶対無限の文句の余地のない働きに身ぐるみまかせて、運ばれるまま、法のままに今ここでいただいた境遇をそっくり受けとめていく 、そういう生き方こそ自分の有り様。無条件、絶対無限におまかせしたなら、生き死にに心をとらわれる必要はない。生き死にの問題さえ 心配無用なら、ましてそれよりとるに足りぬあれこれは問題ではない。追放されようと牢獄に入れられようと苦にならない。どんな辱めを 受けても、気に掛けることは少しもいらない。我々はただ絶対無限から与えられるところを楽しんでいくだけではないか。」
とされています。

今年は春先に左肩が上がらなくなりました。「40肩」なのかしらと。近所の病院へ通い、リハビリ治療を受けました。
一頃、
「鉄人だねぇ。」
等といわれたときもあったのですが、決して鉄ではなく病み易い身体であったことが解りました。
絶対無限から、身体は病むものである、と与えられたのです。
そう解れば、痛みを伴う身体を楽しく委ねていけそうな気がしました。

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