「真宗に生きるとは、悩みを無くすことではなくて、どんな悩みも背負って生きてゆけるようになることです。 」と、大河内了悟先生が述べられておられたようです。
先だって教区の研修で、当時の野田首相の臨時党大会での発言、
「原発ゼロ社会を30年代に目指す、実現をする、ぶれない姿勢で。」が題材に挙がりました。原発ゼロとは相反する核燃料サイクル政策は継続する、という矛盾を孕みながら。
矛盾を抱えるのが己の姿、ぶれるのが己の姿勢ではありはせぬか。
この姿、姿勢をしっかりと見つめ背負っていくことが大切ではなかろうかと思います。