蓮如上人の著された御一代記聞書に
「わかきとき仏法はたしなめ」(聖典867)仏教を求めてきたのは、いつも固定したものを打破る勇気をもち、問題意識に満ちた若い魂でした。
固定したものに囚われる事を「普通」と称して過ごしているのが私です。
ドライブインで混雑する女性トイレを横目に空いている男性トイレで小用を足していると、背後に声と共に女性4、5人の集団が入って来ました。
男性トイレには男性しかいないのが普通、という固定が破られました。混雑にいてもたってもいられず、といったところからでしょうが、私の固定が
破られたのです。
仏法の出遭いとは、転換であり、打ち破られることであると知らされました。