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御遠忌プレ大会スタッフとして

このたび第30組御遠忌プレ大会につきましては、雨にもかかわらず多くの方々の参集をいただき、無事終了の運びとなりました事は喜びにたえません。

大会の内容についても、各々の方々の発案に始まり、意見の交換のうちに進行状態に入っていく様は全く見事という外ありませんでした。

実行委員の皆さまの個性に生かされ、不可能とも思えるいくつかの作業およびその準備が進行していく様は、私もその中に参加させていただいていることが不思議であり、御開山聖人750回御遠忌の近づいてくることを深く感じさせていただくばかりでございました。

第30組として今迄にないこの大きな行事が実行され、多くの方々にお喜びいただけた事は望外の思いでございます。有難うございました。

合掌

釋 一応(讃頌会代表)

空間

会場内の静の空気の中... 床をすれる裾の微かな音。緩やかに始まる楽と舞。私的に今まで見知ったモノとは別モノで、厳かな気持ちになりつつ見入ってしまいました。まったくの素人目でお恥ずかしいですが、篳篥(ひちりき)の音に重なる龍笛の音、何ともいえない笙(しょう)の音がゆっくりと合わさり独特の音色を奏で、それに"陵王"を舞う舞方が動き出す。どなたがリードしていらっしゃるのか興味をそそられつつも、全体の中でメインであろう音を拾いながら"振り"を見聞く。そのタイミングの難しそうなこと... 上手前列、鼓の方の音の入れ方。音を出さない時の姿勢が目を引きました。舞方の裾さばきに足、指先のポジション。音を奏でる9名と舞方計10名が一つの舞台を作るため、連日合わせてこられたのでしょう。私にはすべての呼吸が空間を作り、会場をも巻き込み、一つの非日常な空間を体験させて頂いたことに、舞台、裏方の皆さまへ本当に有難うございますを伝えたいです。皆さま、お疲れさまでした。

清水(一般参加)

第30組プレ大会 講演と舞楽のつどいに参加して

その日は、雨降りでしたが、新緑が美しくてテレピアホール附辺は、開会三十分前にもかかわらず大勢の人が集まりはじめていました。

真宗宗歌、正信偈を唱和し、心も落ちついて記念講演を待ちました。

青木新門先生のお話は、期待どおり大変興味深いものでした。その中で原作と映画の"かはりめ"についてのお話はわかりやすく納得しました。映画「おくりびと」を私は観ていましたが、納棺師という仕事のことは、しらなかったのです。愛別離苦の悲しみを癒して欲しい私たちの心情に、ぴったりはまった映画で思わず涙してしまいました。私たちは「今生を一大事」と思って生きていること、「後生の一大事」を理解したいと思うので日々聞法したいと思います。舞楽は美しかったです。

成瀬陽子(正福寺)

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